応用情報23年特別 午前 問47

【問題を解く前に】

開発技術→システム開発技術→4. ソフトウェア方式設計・ソフトウェア詳細設計→(12)モジュールの設計

の問題

まず、モジュール強度とは、「低い順に並べると」

  暗号的強度:意味なく恣意的に、まとめる
  論理的強度:JavaのMathクラス(数学ライブラリ)のように用途っぽいのでまとめる
  時間的強度:あるとき(初期化など)に使うものをまとめる
  手順的強度:A(初期化して)→B(処理して)→C(表示)のように一連の手順でまとめる
  連絡的強度:手順的+受け渡しデータもまとめちゃえ!
  情報的強度:特定のデータ・情報を扱う機能を一まとめに(本の貸出、返却、購入、廃棄、寄贈・・)
  機能的強度:特定の機能を実現するために、機能、データ等のすべての要素をひとつにまとめた。
         →これだと、情報隠蔽してクラス化できる

の7レベルあります。が、それを知らなかった場合・・・

【解き方】

選択肢イ、ウ、エは、「機能」の話しかしていません。
一方、アは、「機能」を「データとともに」ということで、機能とデータの話をしています。
機能だけより、機能とデータあわせたほうが、強度は強くなるに違いない・・・


【答え】

【解き終わって】

一緒に書くとごっちゃになっちゃうかもしれないけど・・・

 モジュール結合度の場合は、基本的に

  構造体→データ
  グローバル(外部変数)→ローカル(局所変数

 ほど、結合が弱くなる、なので、「高い順に並べると」(強度と逆)

内容結合(内部結合) :なんでもあり
共通結合 :構造体(クラス)がグローバルにある
外部結合 :変数がグローバルにある
制御結合 :変数を使って処理を切り替える(←こいつだけ異質)
スタンプ結合:構造体でまとまったレコードを渡す
データ結合:データを渡すのみ

となる。

<<参考>>

モジュールの強度と結合度
http://www.kogures.com/hitoshi/webtext/kj2-module/index.html



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