応用情報23年特別 午前 問45

【問題を解く前に】
UMLのクラス図とはいっても・・基礎理論のほうではなく、
開発技術→システム開発技術→3. ソフトウェア要件定義→(4)業務分析や要件定義に用いられる手法
中で出てくるUMLのほうだと思います。

この問題、UMLの問題だと考えて、

 えーっと、コンポジションって何だったっけ?
 ダイヤモンドは、どっちに付くんだっけ?

と考えると、難問になってしまいます。

でも、ER図に書き直すと。。。瞬時に出来ます!



【解き方】

まず、与えられた図をER図にすると

ですよね。
多(0..*ないしは1..*)のほうが、3本足になっています。

    • -

この注文を、注文ヘッダ(注文票の上の部分)と、注文明細(注文票の下の表の部分)
にわけます。表の1行が注文明細の1レコードです。

注文ヘッダには、ふつう、注文番号がつきます。

   そして、

注文明細は、その注文番号の注文表の、1行目、2行目・・・と複数かけます。

ってことは、注文ヘッダ1に対して、注文明細が多
なので、こうなります。

      • -

 さてさて、顧客名は、ふつう、ヘッダのほうに書きますよね。
 商品名は、表(=明細)のほう。
 だから、それぞれを接続すると・・・
 

となります。

 この結びつきと1対多の関係を満たしているのは・・・アしかないです。

 つまり、この問題、コンポジションの意味も書き方もわからなくても、
さらにクラス図がわからなくても、1対多の関係だけ判れば、解けちゃうんです。


【答え】




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