応用情報22年秋 午前 問66

【中分類】
システム企画−2. 要件定義−(2)要件定義

【問題を解く前に】

 あれ、システム戦略に戻っちゃった・・・ま、いいか(^^;)

 情報処理試験では、「要件定義」にかんして、
  (1)要求分析と
  (2)要件定義
 を明確に分けている。
  要求を聞く(だけ)の部分が、要求分析。
  要件定義は、要求にかかわる部分のシステム構造(枠組み)やシステム化の範囲を規定している。

 っていっても、?だよねえ・・

 システム開発は、超上流から書くと、学界的には、たぶん

超上流:SSM
   リッチピクチャ
   CATWOE
結構上流
   ゴール指向分析
    i*
    KAOS
上流
    ユースケース
    アクティビティ図

となる。このうち、「結構上流」部分までが、要求仕様定義。KAOSで、責務が決定し、ユースケースに行くけど、このユースケース図にいったときから、要件定義っていう定義になっているように「見える」(本当に、そうかどうかはわからないし、実務上は、分けない)

 このユースケースで「システム化の範囲が決まる」(ユースケースを書くときに、範囲を四角で囲う)

※ちなみに、超上流、結構上流の部分は、試験範囲ではありません。
 あと、学術的には「結構上流」とは言わない。
   
【解き方】
 要件定義で使う図に関しては、シラバスの「(2)要件定義」内「3 要件定義の手法」の用語例にある。UMLと書いてある。ここの選択肢は全てUMLにあるので、ここでは絞れない。
 
 で、上の話。業務の範囲を明らかにする図は、「ユースケース図」

【答え】
(エ)

【解き終わって】
 ここで、「アクティビティ図」もレーンに外部システムを書けば、区別は出来るかもしれない。
 しかし、そういう「この手もあったなあ」というのは、選択肢ではない
 (って、「攻略 英語リスニング」(NHKラジオ教育)で言っていた・・・それはちがうか・・)

【受験テクニック】

「この手もあったなあ」というのは、選択肢ではない