応用情報23年 秋 午前 問75

【問題を解く前に】
企業と法務→企業活動→2. OR・IE→(4)ゲーム理論
の問題

【解き方】

たぶん、この問題を見て、
混合戦略(いくつかの戦略を、ある確率で、どれもやる)と
純粋戦略(いくつかの戦略があったら、どれか1つの戦略だけやる)は、
よく判らないと思います。

その場合は、とばして、他の選択肢を見ます。
「適切なものはどれか」なので、「適切なもの」が、残りから見つかってしまえば、
上記のわからないものは、考えなくていいからです。

マクシマックスとは、各戦略において、マックス(最大)なものの最大をとる戦略です。
いけいけどんどん戦略です。
設問では、
   積極的投資 500
   継続的投資 300
   消極的投資 400
なので、積極的投資が最大となり、積極的投資をすることになります。
ので、ウはちがいます。

マクシミンとは、各戦略において、ミン(最小)なものの最大をとる戦略です。
設問では、
   積極的投資 50
   継続的投資 100
   消極的投資 200
なので、消極的投資が最大となり、消極的投資をすることになります。
ので、エは正解です。

これで、エと決まったので、ア、イは考えなくていいことになります。

【答え】

【解き終わって】

マクシマックスは最大値、最大値の組み合わせだからわかる。

問題は、
マクシミンが、最小値の最大か、最大値の最小か、わからなくなってしまった場合。

冷静に考えよう。

最大値の最小って?

どんなにがんばっても、これ以上売れない
という、「最小の」値をとる戦略なんて、普通とるだろうか?
上記の例で言うと、
   A投資 500
   B投資 300
   C投資 400
とでたとき、300のB投資を取る意味があるだろうか?
ふつう、これだけ見たら、500のほうを取らないか?

つまり、
   積極的投資 XXX
   継続的投資 YYY
   消極的投資 ZZZ
と3つ決まったら、かならず最大値(マクシ)をとる。そこは動かないんだけど、
この3つの値を、最大値(マックス)でとってくるか、最小値(ミン)でとってくるかが違う





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