開発方法論のまとめ 4

先ほどの続きです。


●詳細設計(PS)

 フレームワークが決定し、ユーザーインターフェースが決定すると、自動的に、プログラム内容も決定します。ハリウッドの法則があるから、決まったところしか、プログラムできませんし・・・

 ということで、

   ・インターフェースとなる構造体、クラス(バリューオブジェクト)の定義、
   ・処理プログラムをフローチャートレベルの詳細化で記述

 ということをします。
 フローチャートでなくてもいいですけど、それくらい細かく書くことになっています

 なっていますが。。。

 いらないですよね(^^;)

 富士通の場合、ここまでが、設計書として定義してあります。


●プログラミング&単体テスト(PG・PT)

 そうしたら、プログラミング(コーディング)して、単体テストを行います。

 順番としては、プログラムして、単体テストしても、
 単体テスト項目を作ってから、プログラムしても(テストファースト

 現在は、どちらでもよいです。

 ただし、呼び出すプログラムや呼び出されるプログラムがないときがあります。

 自分のプログラムは、誰かから呼び出されるんだけど、
 呼び出してくれるものがない場合、ドライバというものを作ります。
 つくりますが・・・

 最近は、JUnitなど、ユニットテスト(=単体テスト)用のツールを使います。
 ので、ドライバは、それらを使うことになります。

 一方、呼び出すプログラム(DBアクセスなど)が、出来てなくて、テストできないことも
 あります。
 その場合は、呼び出すプログラム(スタブ)を作成します。

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 テストは、

 1.試験項目を立てて、
 2.テストデータを作成し
 3.テストして
 4.結果を報告するためのエビデンスを作成し
 5.結果報告する

という手順をとります。これは、以降の結合、総合でも同じです
(試験する項目の内容がかわる)

試験項目の建て方としては、単体テストの場合、
モジュール(関数、メソッド)に関して、テスト項目を立てるわけですが、
その際、ホワイトボックステストブラックボックステストという立て方があります。

ホワイトボックステストは、ソースをみて項目をたてるもので
  命令網羅、分岐網羅などあります

ブラックボックステストは、ソースをみないで、外部から項目を立てるもので
  同値分割、境界値チェック

などがあります。両方の観点で立てる必要があります。

富士通の場合、単体テストの仕様書があります。


ふ〜ちょっとおやすみ。
ここできります。