応用情報22年秋 午後 問3 設問2

【解き方】
cに入る語を考える。
まず、Cの前後は、どんな文になっているかというと、

「表示ユニット部品に対し、生産計画の見直しを週ごとなどの頻度で行うことで、Cを短縮する。」
Cは、短縮できるもの、つまり、短く出来るもの・・・ということは、期間や長さを表す言葉で、
量ではない(量なら多くする、少なくするなどになるはず)

ということで、量に関する選択肢、ア、イ、エ、カは消える。
そして、「表示ユニット部品に対し」といっているのだから、表示ユニット部品に関することのはず。
[現状調査の結果]の(2)から、表示ユニット部品は定期発注しているものだと分かる。
ということは、定期発注に関する言葉が入る可能性があり、すくなくとも定量発注の言葉が入ったらおかしい。オの発注点見直しの間隔の「発注点」は定量発注の言葉。

 なので、ウしか残らない。ウだとすると、「発注サイクルを短縮する」ということになり、週ごとにすることと矛盾なくつながる。なので、ウ。

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 次に、dに入る言葉を考える。この話の流れからして、やはりここは、定期発注のことばが来るので、
 エとオはない。
 「予備としての発注サイクルの見直し」って、日本語としてわけわかんない。なのでウもない

 残るは、アとイとカ

 このなかから、「予備としての」の言葉と結びつくもの、つまり、需要ぴったりでなく、余裕をもったという意味をもつ言葉を選ばないといけない。
 イとカは、余裕を「持たない」意味の言葉。すると、残るはアとなり、アだとすると、「予備としての安全在庫数量の見直しを行う」となり、日本語としても意味がとおり、矛盾もない。なのでア

【答え】
c:ウ
d:ア

【解き終わって】

cについて、生産計画の見直しとあるので、選択肢から、発注点見直しの間隔というのを選びやすいから注意。表面的な文字は同じだが、ここの問題のポイントは、定期発注と定量発注を頭の中で区別しているかを求めている。定期発注のところに定量発注の言葉を入れてはいけない。

【受験テクニック】
表面的な文字だけで追わないこと。出題者の意図を考える。



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