応用情報22年秋 午前 問77
【問題を解く前に】
線形計画法の問題です。この問題は、解き方が決まっているそうです
(実は私は、この分野、詳しくない)
線形計画法のときかたは、
(1)製品A,Bとかの、作りたい量をX、Yとおく。
(2)その製品A、Bの製造時間が、なんとか・・・という形になっているはず。
それを方程式にする
(3)その方程式を図を書いてとく
そうです。
では、この問題で、やってみましょう・・・
営業利益を求めたいということです。
で、
売上=利益+固定費+変動費
なので、
利益+固定費=売上−変動費
になります。
(1)製品A,Bとかの、作りたい量をX、Yとおく。
製品Aの個数をX,Bの個数をYとおく。
(2)方程式を作る
製造時間について
8X+12Y <= 15000 (1)
利益+固定費について
製品Aの販売単価−変動費は 30000−18000=12000
製品Bの販売単価−変動費は 25000−10000=15000
12000X+15000Y= 利益+固定費 (2)→これが最大になるようにしたい。
(3)グラフに描く
(1)のグラフは、書けますよね。
(2)の式は、利益+固定費=kとすると、
Y=K−5/4Xと書けるので、
Kの値によって、線がいくらでも引ける・・・とすると、
グラフ書けない、解けない?(>_<!)
【解き方】
でも、下に書いてある選択肢の中に、正解があるはずです。
とすると、下の数字を入れていってしまえばいいわけです。
まず、最大値(エ)18750000から。
固定費15000000を足して、32750000
もし、Xだけで生産するとすると、(2)式から・・・
2729個生産しないといけません。
そんなに生産できません。
Yだけで生産すると、
2483個生産しないといけません
そんなに生産できません。
そうです。X=1875、Y=1250以下しか生産できないのだから、
その範囲に入っているのが答えです。
おんなじ仕組みで求めていくと、
(ウ)について16250000に固定費を足して
31250000
15000で割ると、2083・・・成立しない
12000で割ると、2604
(イ)について75000に固定費を足すと
22500000
15000で割ると、1500
まだだめ?と思って
12000で割ると、1875
おお、ぴったし!
つまり、X=1875個作ると、できる!
【答え】
(イ)
【解き終わって】
と私は解いたのですが、線形計画法、本当は、こんなことを考えなくても、
どうも、まじめに勉強すると、もっと簡単に解けるみたいです。
情報処理試験には、線形計画法だけでなく、おなじみの計算問題があります
・稼働率
・クリティカルパス
・損益分岐点
・線形計画法
:
そういう、計算問題は、ちゃんとやり方を、やり方をまとめておいて、
できるまで練習しておくほうがいいみたいです。
そうすれば、試験のちょっと前に、復習するだけで、思い出す?
いや、やってない人が言っても、何の説得力もないですね(^^;)
でも、上で見たように、たとえ、知ってなくても、選択肢を入れてしまうと、
答えが出るものがあります。試験場にいって、どうしょうもない状態になったら、選択肢から考えましょう。
【受験テクニック】
・おなじみの計算問題は、ちゃんとやり方を、やり方をまとめておいて、
できるまで練習しておくほうがいいみたいです。
そうすれば、試験のちょっと前に、復習するだけで、思い出す?
・たとえ、知ってなくても、選択肢を入れてしまうと、答えが出るものがあります。
試験場にいって、どうしょうもない状態になったら、選択肢から考えましょう。
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