開発技術のまとめ

さっきのなぜ、情報処理試験を受けるのか?では、問題の「出し方」には、2通りあると書きました(はっきり書いていないけど)。
  1.能力があるかどうかを見ている問題
  2.情報処理技術者として知ってほしいことをならべ、理解度を見ている

これは、出題内容とは関係なく、問題の出し方での分類です。
では、問題の内容は?と分けると、大項目10種類(だったかな?)になるわけです。

ただ、この10種類、こんなわけ方もできます。

  (あ)なにか、基本的なドキュメントが存在し、それに沿って出ているもの
     開発技術:共通フレーム
     プロジェクトマネジメント:PMBOK
     サービスマネジメント
       サービスマネジメントITIL
       システム監査:システム監査基準、システム管理基準


  (い)そういうものはない
     →ほかの分野


今回話題とする「開発技術」は、(あ)に属します。そして、(あ)の勉強法は、
   ・基本となっている文書を読むのは、たいてい大変なので、簡単に書いてある
    本で、概略をつかむ

   ・自分の仕事など、関係していることと、基本文書との対応を考える

   ・足りない分野を、参考書などで補う

   ・過去問で総仕上げ

となります。


「開発技術」の基本文書は、共通フレームであり、それは、こんなかんじ

  1. システム要件定義

一般には、
  要求分析
  外部設計
  詳細設計
  プログラミング&単体テスト
  結合テスト
  総合テスト
  検収
  運用

それをマッピングするとこんなかんじ(多少ちがうかもよ・・・)

  要求分析
     1. システム要件定義
  外部設計
     2. システム方式設計
     3. ソフトウェア要件定義
  詳細設計
     4. ソフトウェア方式設計・ソフトウェア詳細設計
  プログラミング&単体テスト
     5. ソフトウェアコード作成及びテスト
  結合テスト
     6. ソフトウェア結合・ソフトウェア適格性確認テスト
  総合テスト
     7. システム結合・システム適格性確認テスト
  検収
     8. ソフトウェア導入
     9. ソフトウェア受入れ
  運用
     10. ソフトウェア保守

あとは、実務の内容を入れていって、具体的イメージをつかむ。
実務でそういう全体をみたことない!という人は、

富士通の「ComponentAA開発標準」は、公開されているし

標準化規約
1.ComponentAA開発標準
http://jp.fujitsu.com/solutions/sdas/technology/develop-guide/1-caa.html

ドキュメントも、そこに書かれている
ComponentAA開発標準 ドキュメント標準編1.0a版ダウンロード
からダウンロードできるので、それを参考にまとめてもいいかもしれません。