応用情報23年 秋 午前 問9
【問題を解く前に】
コンピュータシステム→コンピュータ構成要素→1. プロセッサ→(8)プロセッサの高速化技術
の問題。
【解き方】
命令実行段階を複数のステージに分けて、それぞれを並列、高速化するのが、パイプラインというものでした。具体的には、
http://kccn.konan-u.ac.jp/information/cs/cyber06/cy6_spcw.htm
を見てください。そこの図について考えます。
一部だけを書き写すと、こんなかんじ。
命令読み出し→ 解読 →メモリ → 実行
命令1 1
命令2 2 1
さてここで、命令2について。
これは、命令1を解読する前に読み込まれてしまいます(並列処理:だから早い)
ここで、1の命令が・・・
「命令3に飛ぶ」
だったら、どうしますか・・・?
読んだ命令2は・・・意味な〜い!ので、捨てられます。
つまりですね、分岐命令、ジャンプ命令が多いと、先読みした部分が無駄になり、
結局、パイプラインにしても、効果が出ないわけです。
ということは、有効に機能させるには、分岐が少なければよいわけです。
アについて
真逆のことをしています
イについて
関数が多いと、呼び出したり、呼び出し元に帰ったりの分岐が増えます
なので、よくない
ウについて
ずばり、書いてある
エについて
メモリアクセス命令が多いほうが、並列処理できるから、効果が大きく出るかな?
ってことで、答えは
【答え】
ウ
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