応用情報23年特別 午前 問19

【問題を解く前に】
コンピュータシステム →ソフトウェア→1. オペレーティングシステム→(4)タスク管理
ここの問題で、「ラウンドロビン」というのが、判りにくいと思います。

ラウンドロビンとは 「IT用語辞典」によると

各プロセスを一定時間ずつ順番に実行することをいう。「巡回的並列処理」とも呼ばれる。持ち時間を使い果たしたプロセスは一旦中断され、待ち行列の最後に回される。各プロセスに割り当てられるCPU時間の断片をタイムクォンタム(time quantum)もしくはタイムスライス(time slice)という。ラウンドロビン方式ではすべてのプロセスが平等に扱われる。

http://e-words.jp/w/E383A9E382A6E383B3E38389E383ADE38393E383B3.html
より引用
とのことです。

つまり、毎月25日、ATMの前にみんな並んでいる最中、
だれかさんが、がんがんに振り込んでいたりしたら、すんごく迷惑!

というので、そういう人は、「何回か振り込んだら、一番最後に回って、
順番を譲ってください」みたいなこと、書いてなかったでしたっけ?

・・・あれが、ラウンドロビン

【解き方】

アについて
 極端な例を考えましょう。無限ループしているプログラム、
 消費したCPU時間多いですよね、終わらないんだから、投入してからず〜と
処理時間。
 で、これに高い優先度をあげたら・・・
 無限ループしか処理しなくなってしまう。

 ・・・だめだめ、こんなの!

イについて
 さっきのATMの例。
 25日、給料を1万円下ろすと決めている人は、処理時間が早いけど、
 そういう人が問題になるのではなく、
 処理時間が長くかかる(何十人に振込みの人)が問題なのでした。
 ・・・ちがいそうですよね

ウについて
 そう、そうなんです。
 優先順位を低くされてしまうと、高い優先順位のジョブが続くと、極端に
遅くなってしまうことがあります。ってことで、あってます。

エについて
 逆にタイムクウォンタムが長くなると、その間にみんな処理終わっちゃうので、
後ろに並びなおす人がいなくなる=結果として到着順になる?
 ってことで、話は逆(=違う)

【答え】



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