EAについて

前回のまとめシリーズ

システム戦略と経営戦略と法務のまとめ
http://d.hatena.ne.jp/sme_okano/20110821/1313901719

で書いたとおり、今回は、EAについて書いて、まとめシリーズの終わりとしたいと思います。

 EAとは、昔(2003年ごろだったか?小泉政権のころ)にアメリカの政府系の調達で行われていた手法を、日本の政府調達(E-Japan)や企業システム導入に応用しようとして取り入れたれたシステム開発手法です。企業・政府全体を眺め、全体最適化を行ってシステムを導入するところに特徴があります。

 全体最適なんて・・・できっこないですよね。全体を作っている間に世の中変わりますから・・
 ってことで、鳴り物入りでやってきたEA&E-JAPAN構想ですが、その後、小泉政権が倒れ、自民党政権が倒れることによって、話は尻つぼみになり・・・

いまでは、ホームページすらなくなり、国立国会図書館の魚拓?

EAポータル
http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/286890/www.meti.go.jp/policy/it_policy/ea/index.html

に残っているくらいです。

しかし、シラバスには、ここの成果物がでることがあります。

EAの成果物(ダイアグラム)
http://warp.ndl.go.jp/info:ndljp/pid/286890/www.meti.go.jp/policy/it_policy/ea/gainen/product/index.html

にでてくる、DMM,DFD,WFAは見ておいたほうがいいかもしれません。

 

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 ちなみに、現在、政府調達については、どうなっているかというと、調達仕様書というのに基づいて行いますが、これは、一般企業で言う、RFP(提案依頼書)に相当します(というと語弊があるかもしれないけど?)。

 調達仕様書は、見ることができます。

入札公告に記載した情報、調達仕様書その他提案依頼書に添付する関係文書
http://www.mhlw.go.jp/sinsei/chotatu/chotatu/kankeibunsho.html

で、厚生労働省関係の調達仕様書が見れます。
そこにある、リンクが張っているのを適当にクリックすると、たぶん、調達仕様書にいきます。

 全省庁のものが見たい場合は、

政府調達事例データベース
http://cyoutatujirei.e-gov.go.jp/Main?CID=GPB0101G01

にいって、適当にチェックして(チェックしなくてもOK.その場合全部見れる)「検索」をクリック。いろいろ見れます(調達仕様書だけでなく)

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ということで、まとめはおわりです。

来週から、日曜日は、基本情報の午後に関することをやります。
1問づつといていくか、概要説明だけにするかは、考え中です。

それと、今週から受験テクニックは当分お休みします。
もう、テクニックについては、」書き尽くしてしまったので、
当分、いらないからです。

また、時間がたったら、テクニック集も始めます。